【現場日記】床を剥がしてみたら、、、

ブログ担当:伏見直紘


今日から文京区のマンションで床暖房を入れる工事が始まりました。LDKの床を剥がして床暖房の施工を行います。


リフォーム履歴の有る物件ですので、気になっていたのは床の下地がどうなっているか、、、リフォームを行っている集合住宅の物件は床材の上張りをしていたり、床下地を様々な方法で継ぎ足していたりするので、「空けてびっくり」があるため注意が必要です。

着工前に剥がすことが出来ないので、あらゆる可能性を想定して工事に望みます。ここが教科書通りには行かないリフォーム工事の難しさ、豊富な現場経験が必要です。

養生を行い、いざ剥がしてみると、


LDKのちょうど真ん中あたり、赤線部分に6mmの段差が隠れていました。

一番の課題は、床暖房を入れてフローリング張った時、当初の予定以上に床の高さを上げない事、段差解消のため下地を多く重ねてしまうと隣接した床との段差が大きくなってしまいます。床暖房を敷く下地という事で、下地に対しての条件が有ります。その条件をクリアして当初の予定以上に床を上げずに下地調整を行ってフローリングで仕上げます。


床材を全て撤去して、


下地合板を張り平らな床下地が完成。この上に床暖房を施工します。

リフォームで床暖房を後から導入すると、どうしても隣接した部屋との間に床段差が出来る事が多いのが課題のひとつ、色々な製品と施工方法でバリアフリー工事を検討します。

床暖房も、ぜひご相談ください!



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