現在進行中の戸建住戸リフォーム工事、タイル張りの浴室を解体してユニットバスへ改修する工事中のお話。
タイル張りの在来浴室は年数が経つとタイル目地からの水漏れや、壁内隠蔽部でのシロアリ被害などが多かれ少なかれ見られます。
それが分かるのは解体後。解体前は私たちも全く分かりません。
解体してみると、、、
↓タイル目地からの水漏れによる腐食
↓タイル目地からの水漏れによる柱と土台消失
↓シロアリによる食害
久々にここまで被害がある現場に遭遇、お施主様の要望により修繕を行いました。
↓木部の補修
↓最後に防腐防蟻処理
これでお施主様も我々も一安心、無事ユニットバスを組み立てました。
在来軸組工法の家屋は土台や柱などの木部が構造体となっており、このような腐食欠損は建物の強度を著しく低下させます。現在はユニットバスが主流ですので在来タイル張りの浴室はあまり新築では見ませんが、在来浴室は15年位を目途にタイル目地のひび割れや劣化などに注意が必要です。
とはいっても壁内の隠蔽部なので目視出来ない事も多々あります。その為にも家の状態を知る為に、定期的なメンテナンスやリフォームをお勧めします。
投稿者:伏見
今日のヒトコマ~浴室を解体したら