【業務日記】増改築相談員の特集に紙面協賛しました

ブログ担当:伏見直紘


皆様は増改築相談員という資格をご存じでしょうか?

旧建設省が昭和59年に設立した、住宅リフォーム紛争処理支援センターが制度をスタートさせた資格になります。

この資格は住宅改修、リフォーム工事の実務経験を10年以上有した者が規定の講習と試験を受けて取得できるもの、いわば『リフォームのベテラン』の証となっています。


皆様がご自宅などのリフォームをご依頼されるときに、

『どこの業者にすればいいんだろう?』
『担当者はどんな経歴なんだろう?』
『建築士なら大丈夫なのかな?』


など、いろいろな?があると思います。


そこで、統一資格の増改築相談員はリフォームや改築のご相談やプラン作りのお手伝いをしています。

皆が同じ内容の講習を規定時間受講し考査を受けている為、所属会社は違っても顧客への対応品質や知識レベルをある程度担保できます。


増改築相談員は全国で約12,000人。

資格取得カリキュラムは、リフォーム工事を行おうとしているお客様との工事打合せの具体実例から工事設計と計画、資材や技術的な内容など多岐に渡り、最後に試験考査を経て増改築相談員として登録されます。日々業界も新しい制度が出来たり法令の改正が有るため、5年ごとの更新講習が有ります。


本資格の位置付けは"リフォームの建築士"との事。建築士資格をお持ちの方でこの資格を保有されている方も多数いらっしゃいます。なぜ両方保有するのか?

住宅リフォームは建築の一分野になりますので、専門知識と豊富な経験が必要となります。建築士でも、ビルダーで新築の設計を行っている方、ビルなど大型施設を設計している方などは、一般住宅のリフォームを扱った事が無かったりするのです。

逆にリフォームをメインで行っている建築会社さんに、

『ビル建てて!』 
「すいません、できません。」 になります。



2020年3月28日の毎日新聞神奈川版にて増改築相談員にスポットを当てた特集が組まれ、私どもも紙面協賛させて頂きました。


リフォームや増改築に関係する資格は民間資格を含めると沢山ありますので、『どの資格が何なのか分からない』が正直なところかと思います。

増改築相談員は一般のお客様からのリフォームや改築のご相談に対しまして真摯な対応を行っております。業者選びのご参考にされてください!


ブログ担当 伏見直紘

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